どのCMS(コンテンツ管理システム)がいいの!?それぞれの特徴は?

Webサイトを作ろう

CMSとは?

「CMS」とは、「Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム(コンテンツ管理システム)」の略で、簡単にいうとWebサイトそのもののレイアウト・デザインや内容にあたるテキスト・画像などをWeb上で保存・管理するシステムのことです。

それでは、CMSを導入してWebサイトを構築すると、どのようなメリットを得られるのでしょうか。

CMSには、「データベースに保存されているデータを編集することで、Webページが自動的に生成される」「データベース上のデータを編集するためのインターフェイスが用意される」という点が特徴です。この機能により、専門知識なしでも簡単にWebページの更新・追加が可能になり、パソコンやスマートフォンなどのデバイス端末の違いによるレイアウト表示が自動で切り替わるというのが一番のメリットになります。

  • 専門知識なしでもWebページの更新・追加が可能
    • データベース上に保存されているデータを編集することで、Webページが自動的に生成される
    • データを編集するためのインターフェイスが用意されている
  • マルチデバイス対応
    • パソコンやタッチパッド・スマートフォンなどの端末画面サイズが違っても自動でレイアウトを変更してくれる

CMSの比較

CMSには一体どういうものがあるのでしょうか?CMSの有名なもので、DrupalやWordPressなどがあります。

  • Drupal
  • WordPress
  • Joomla!
  • Shopify
  • Adobe Dreamweaver
  • EC-CUBE

Drupal(ドルーパル)

世界で4番手に位置するCMSです。

WordPress(ワードプレス)

WordPressは世界中のCMSのうち、半数以上で使用されており、世界中のWebサイトのうち35%以上のシェアを誇っています。
日本でも82%と圧倒的なシェアを維持していることから非常に多くの参考サイト・文献が多く、構築しやすいのが特徴です。

Joomla!(ジュームラ)

世界で2番手に位置するCMSです。

Shopify(ショッピファイ)

世界で3番手に位置するCMSです。カナダの企業が開発し、ECサイト開発・運営を助けるプラットフォームとして、175か国100万ショップ以上に導入されています。また、日本語にも対応しているほか、多言語・多通貨・海外配送も簡単にできるため、越境ECなどにも向いています。

また、決済の面でもクレジットカードやApple Pay、Google Payといった多様な手段に対応しており、PayPalやStripeといった外部サービスとの連携も行われているのが特徴。サブスクリプション型のサービスモデルで月額29ドル(およそ3000円強)の費用ですみます。

Adobe Dreamweaver(アドビ ドリームウィーバー)

日本で2番手に位置するCMSです。
Dreamweaverを開発しているAdobe社といえば有名なアメリカ企業でありクリエイティブ関連のソフトを多く発売しています。
Dreamweaverはwebデザインを行うにおいて、利便性が高い機能がたくさん搭載されています。しかし、一方で初心者が扱うには難易度が高いソフトであることも事実です。

EC-CUBE(イーシーキューブ)

日本で3番手に位置するCMSです。
日本企業の株式会社イーシーキューブが提供している、ECサイトの運営や管理に特化したCMSです。オープンソースのソフトウェアの中では国内NO.1シェアのようです。

詳しい知識を持たなくても導入が可能です。shopifyが有料に対し、EC-CUBEは無料で使用できます。改変も自由なので、カスタマイズやプラグインの導入によって、定期購入やBtoBサイト・オンライン予約など、様々な販売形態にも対応できます。

CMS比較表

DrupalWordPressJoomla
用途企業サイト(中から大規模)・個人プログ全般企業サイト・個人プログ
脆弱性に対する対応◎(最も狙われやすい)
デザイン性
拡張性
カスタマイズ性の高さ
サイト規模(推奨)比較的大規模比較的小規模比較的大規模
モバイル対応
日本語の技術情報の量比較的少ない非常の豊富比較的少ない
利用の簡単さ△(最も難しい)◎(初心者向け)
世界のシェア (注1)5%59%6%
日本での知名度
弱点インターネットに公開の情報が少ないので構築の難易度は高い機能を特化した専門的なCMSに比べて使いづらいエクステンションが有料の場合が多い
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