【WordPress導入 第2回】テーマをインストールしよう

WordPress導入連載

WordPressのテーマとは?

WordPressのテーマとは、CMSで管理されるWebサイト全体のテンプレートのことです。Webサイトのデザイン・構成・機能などが含まれており、テーマを変更すれば複雑な処理を行うことなく、サイトのデザインを変更することができます。

デザインに優れているテーマを使用することで、はじめからプロが作成したような見栄えが良いWebサイトを作成することができます。

テーマの構成要素

テーマに含まれる複数のファイルは「テンプレートファイル」と呼ばれます。ページごとにファイルが分かれていて、表示内容を決めることができます。
WordPressの基本的なメインコンテンツは、「index.php(トップページ)」、「single.php(個別記事)」、「page.php(固定ページ)」、「search.php(検索結果)」、「archive.php(過去記事一覧)」などがあり、これらのテンプレートファイルを結合させることで構成されています。

WordPressのおすすめテーマ

無料テーマ

  • WordPress公式テーマ
  • Cocoon
  • Lightning
  • Xeory Extension
  • Fukasawa
  • Portofolio
  • Habakiri
  • STINGER PLUS+
  • Simplicity2
  • BizVektor (ビズベクトル)
  • テンプレートキング

無料テーマだが、有料仕様があるもの

  • OnePress
  • Luxeritas
  • Sydney
  • Zerif Lite

有料テーマ

  • TCD
  • THE THOR
  • Minimal WP
  • 賢威
  • AFFINGER5
  • Diver
  • Jin

基本的にはWordPressの公式テーマをおすすめします。公式テーマはセキュリティの脆弱性を心配する必要がなく、使っている人が多いため情報が豊富で使い方がわかりやすいのが特徴です。

テーマを使用するうえでの注意事項

更新をして最新版にしておこう

WordPress本体やプラグインだけでなく、テーマにも更新があります。テーマの更新には、機能の追加・変更などのほかに、セキュリティ向上や不具合の修正なども含まれるため、常に最新の状態にアップデートしておくことをおすすめします。

子テーマを使用しよう

テーマを更新すると、カスタマイズ部分は初期化されてしまいます。更新する度に一からカスタマイズし直すのは手間がかかるので、「子テーマ」を作成しておきましょう。
子テーマとは、WordPressのテーマ(親テーマ)のコピーのようなもので、親テーマの機能やスタイルを引き継いでいます。子テーマを使用している場合のWebサイトの読み込みは、「親テーマ」→「子テーマ」という順に呼び出されるため、親テーマの更新部分と子テーマのカスタマイズ部分とが共存できます。
テーマ全体ではなく子テーマにカスタマイズを加えておくことで、テーマを更新した後もカスタマイズした状態をそのまま引き継げるというわけです。

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